口癖というものは怖いものだ。
実はこのことで自分の状態や行動を変えているのをご存じだろうか?
人間は1日に何万と無意識で考え事をしている。
その無意識に問いかけているのが口癖なのだ。
例えば、リアルにレモンを想像してみる。
それを、真ん中からナイフで2つに切る。
片方のレモンをコップに握るように汁を出す。
そのレモン汁を飲んでいるところを想像する。
するとどうだろう。
唾液が出てくるのだ。
目の前には何もないのに想像しただけで唾液が出てしまう。
また、心理学でこんな質問がある。
「ピンクの像を想像しないで下さい。」
そうすると必ず想像してしまい、その後に消そうとするのだ。
このように言葉で想像してしまい、さらに体が反応してしまう。
これはポジティブなことを想像すると、体はそのような反応をするし
その逆もあるということだ。
そう、だから口癖が肯定的な口癖の人は、いつも状態が良く、良いことが起きる。
反対に否定的な言葉を言う人は、状態が悪くなっていくのだ。
実は、自分が発する言葉で自分がコントロールされていたのだ。
だから成功者の口癖は肯定的な口癖が多いと言われている。
銀座まるかんの社長斎藤一人さんも「ついている」と言葉にして言いなさい。
と言っている。
心は無だとしても、言葉を出すことで後から心が付いて行くのだ。
最初は意識的にでも、肯定的な言葉を使いだすと必ず状態が変わってくる。