先日、外壁塗装のフランチャイズ展開しているある会社の説明会に行ってきました。
顧問は私が8年前に、勉強させて頂いたコンサルタント。
話を聞いていくと、新規のお客さんを獲得するための、体裁や小手先は本当に凄い。
しかも、素人でも売れるような仕組み。これをフランチャイズ化しているのである。
一瞬、私は脅威を感じた。しかし、穴はすぐに見つかった。
それは、やはり新規を取ることが重要であり関係性の話は全くない。
本来消費者は、アフターや自分たちを大事にしてくれることを望んでいる。
しかし、この仕組みで職人会社が入り、塗装を売ったら大変なことになる。
お客さんの価値観と職人の価値観は全く違うからだ。
職人は当然労働に対しての対価を求める。しかし、お客さんは納得のいく工事に対して
お金を払う。ここが大きな差になる。
このコンサルタントの「うさんくささ」は、昔から知っている。
当然このフランチャイズを永遠に展開しようという気持ちが無いのも分かる。
この仕組みをフランチャイズ化し、自分たちがリスクを負わないで、お金を儲けることを
考えているだけなんだろう。
儲けられるときに儲ける。この人たちの考えはずっとそうしているのを私は知っている。
高額でものを売る。これが彼らのやり方だ。
私は、気持ちが通じ合うお客さんとお互い良くなる関係を作ることを目指す。
このフランチャイズと私、どちらが本当の意味で貢献しているのだろうか?
その答えは、未来にきっとある。