人格者の逆転劇

今、この人のことの考えると、涙が出てきます。

 

 

 

元兵庫県知事斉藤元彦さんです。

 

 

 

兵庫県以外の人は、あまり関心も無いと思いますが、一時期パワハラで部下が自殺したことで

 

 

 

茶の間を沸かせた人です。

 

 

 

私も他県のことなので、何となくでしか記憶が無く、悪い知事の不正が発覚したくらい

 

 

 

にしか思っていませんでした。

 

 

 

しかし、斉藤さんが疑われていたことが全て嘘だったのです。

 

 

 

 

斉藤知事は3年前に知事になり、兵庫県のブラックボックスに手を入れた人でした。

 

 

 

 

それは、兵庫県の赤字財政に問題だと感じたからです。

 

 

 

 

自身の給料30%カット、退職金は50%カットし身を切る改革で、無駄をどんどん省いていったのです。

 

 

 

 

そして、斉藤知事の前の知事のときに決まった、県庁舎の建て替えを白紙にしました。

 

 

 

 

建て替えるには700億円かかり、これを実行すると兵庫県の赤字が1000億円以上になってしまい

 

 

 

 

必要あるところにお金を出せなくなってしまうからです。

 

 

 

 

さらには、65歳以上の天下りを無くしたり、海外事務所を減らすなど

 

 

 

 

必要ないものをどんどん減らしていきました。

 

 

 

そして、学校のエアコン、プールの改修工事、不妊治療の補助などに

 

 

 

お金を回し、兵庫県の財政を立て直していたのです。

 

 

 

彼が知事になった3年間、県庁舎の建て替えを白紙にしたことは、

 

 

 

 

ずっと、廻りに反論をされていたそうです。

 

 

 

それでも、彼は自身の信念を曲げず戦ってきました。

 

 

 

 

その結果、今年2024年3月12日、根も葉もない

 

 

 

斉藤知事を陥れる怪文書が出回ったのです。

 

 

 

そこで、知事は事実無根のデマを流している人間を突き留めました。

 

 

 

それが、今回亡くなった県民局長だったのです。

 

 

 

県民局長のパソコンを押収したところ、10年で10人以上の不倫の画像や動画が出てきたようです。

 

 

 

これは、立花孝志さんの見解ですが、不倫相手が県庁の人ということもあり、

 

 

 

 

この局長は、人事権などを行使をし、そういったことに及んだのではないかとも

 

 

 

言われています。

 

 

 

そのことを、公にしたくなかった局長は、斉藤いじめから、外れようとしたのですが、

 

 

 

 

廻りの反斎藤派は、百条委員会を推し進めていました。

 

 

 

そして、この局長は自ら命を絶ったのです。

 

 

 

それを、斉藤知事の問題にし、百条委員会を開き、斉藤知事を追いやったのです。

 

 

 

 

しかも、マスコミも使って。

 

 

 

後から出た音声データでは、百条委員会の委員長を務めた奥谷は、

 

 

 

副知事にヒヤリングをしているときに、局長のパソコンから卑猥なものが出てきたことを

 

 

 

 

伝えようとすると、さえぎるように、「いい、いい、プライベートのことは、今回のことには関係ないので」

 

 

 

 

と内容を聴かずに、ヒヤリングを終えたのです。

 

 

 

その後、奥谷委員長は、YouTube番組リハックに出演し、MCの高橋さんと

 

 

 

この件に関して、話しています。

 

 

 

高橋さんは、「なぜ、局長のパソコンも見ないで、必要ないと判断したのですか?」

 

 

 

奥谷「プライベートのことなので、それを知ることで本件と関係はありません。逆にプライベートで死ぬことあります?」

 

 

 

 

高橋「いや、それは分かりませんが、プライベートの中身も見て、そこを理解してから今回の件とは

 

 

 

 

関係ないよねって言うのは分かりますが、見てもいないのに関係ないって言うのは違うように思えるのですが…」

 

 

 

 

こんな感じでした。

 

 

 

 

この動画をみて、N党の立花孝志さんが、おかしいということで、全てを調べ上げたのです。

 

 

 

 

そして、立花孝志さんは、この闇を暴くべく、兵庫県知事選に立候補し、

 

 

 

街頭演説で全てのことをぶちまけています。

 

 

 

元財務相の高橋洋一さんも、このことは知っていたようで、

 

 

 

笑いながら「政見放送で立花孝志さん全部言っちゃうんだもんな(笑)」と話してました。

 

 

 

奥谷は、当然ですが不倫事実を知っていたから聴かなかったのです。

 

 

 

実は、7月20日に県が外部に調査依頼をし、斉藤知事の潔白が出ています。

 

 

 

それにも関わらず、百条委員会を推し進めたことは、悪意しかありません。

 

 

 

斉藤知事はそれでも最後まで知事を辞めず、さらにはまた立候補までしたのです。

 

 

 

しかも、斉藤知事もリハックに出演したのですが、彼は自分の事実無根は話していますが、

 

 

 

 

内部の問題は一切言っておりません。

 

 

 

 

四面楚歌の状態でも、彼はもう一度出馬したのです。

 

 

 

街頭演説で言っていたのですが、失職し次の日から

 

 

 

駅前で立っているのは、本当は怖かったそうです。

 

 

 

石を投げられるのではないか?殴られるのではないかと。

 

 

 

「人殺しが何やっとんねん」と罵声を浴びせられたしたそうです。

 

 

 

しかし、誠心誠意、自分がやってきた兵庫県の改革を進めていきたいことから

 

 

 

戦っていたようです。兵庫県斎藤知事

 

 

 

 

今度の日曜17日が選挙の投票日です。

 

 

 

 

今、立花孝志さんのサポートもあり、斉藤元知事が追い上げムードのようです。

 

 

 

 

私は、彼の正義感、精神力、人間としての在り方など、深く考えました。

 

 

 

自身のためではなく、他人のためを本当に考えられる人であり

 

 

 

愛深い人なのでしょう。

 

 

 

私は埼玉県人なので、斉藤さんの力にはなれませんが、

 

 

 

遠くから、斉藤さんが当選することを願っています。

犬社会から学ぶこと

 

知り合いのワンちゃんが、お家で同居犬に危害を加えるくらい凶暴だからということで

 

 

うちの犬たちと会うことになりました。(うちの犬たちは、オスでやんちゃな子たちが多いので)

 

 

以前から、このワンちゃんとは、うちの子たちとも会っていて、うちの子たちと会うと

 

 

穏やかで、さらにうちの子たちと馴染んで良い子になります。

 

 

 

うちの蓮君(フラットコーデットレットリバー)がその子のおやつを取っても全く怒りません。

 

 

 

 

飼い主さんは、ヒヤヒヤしていたそうですが、全く問題ありません。

 

 

 

「どうしてなのか?」

 

 

 

それは、飼い主が大きな問題なのです。

 

 

 

この飼い主さんは、本当に犬好きで、とても優しく責任感もあります。

 

 

 

 

しかし、それがダメなのです。

 

 

 

うちの犬の場合、超大型犬が3匹、中型犬が1匹います。

 

 

 

この子たちのボスは私であり、とても怖い存在であり、大好きな存在でもあります。

 

 

 

怖いということは、彼らからすると安心にもなります。

 

 

 

先ほどの蓮君は、泳ぎが上手なので海や台風などの次の日の激流の川で遊ぶのが大好きです。

 

 

 

 

しかし、彼の中でもルールがあります。

 

 

 

それは、私の指示に従うことです。

 

 

 

例えば、海で遊ぶときは向こう岸が無い分、どこまで泳いでよいか分かりません。

 

 

 

ですから、私が戻る指示を出すことを待っています。

 

 

 

また、夜などは蓮くんはノンリードで散歩することがあります。

 

 

 

向こうから、散歩の犬が来ると立ち止まり、私の指示を待つのです。

 

 

 

いざというときの、指針は全て私であるという安心感の中にこの子たちはいるのです。

 

 

 

 

 

そのことで、私という指針を持っている彼らはストレスを感じません。

 

 

 

さらに、食いしん坊の蓮が他の子のご飯やお菓子をとることがありますが、

 

 

 

廻りの子たちは、必要以上には怒りません。

 

 

 

これは、犬たちの社会が出来ており、お互いに引く部分を知っているのです。

 

 

 

逆に蓮君は、やんちゃなパール君にどんなにウザがらみされても、絶対に怒りません。

 

 

 

蓮は、ボスとして仲間を守る意識が高く、大抵のことでは仲間に怒ったりはしないのです。

 

 

 

このように、飼い主が強いと犬たちは安定し、社会を作ります。

 

 

 

人間からすれば、理不尽な社会でも、動物の世界では調和がとれているのです。

 

 

 

逆に、飼い主が弱く犬の社会に口出しをしたりすると問題が起きやすくなります。

(飼い主の強い弱いは、犬から見てどう映るかです)

 

 

 

常に飼い主が、不安がっていると犬たちもストレスを感じるのです。

 

 

 

女性の1人暮らしで犬を飼っていると良く起きるのは、犬の病気です。

 

 

 

女性は犬を過保護に育てることで、犬からするとストレスを感じやすく病気になることが良くあります。

 

 

 

また、短命な子も多いです。

 

 

 

うちの犬たちは、みんな長寿で病気もしません。

 

 

 

去年の大みそかに亡くなったダックスのチョコちゃんも18歳と8か月生きました。

 

 

 

その前にいた子たちも18歳と16歳まで生きました。

 

 

 

 

多少の理不尽さがあっても、実は犬たちはその方がストレスを感じないのです。

 

 

 

 

 

実はこれって、昭和以前の日本の家庭に見えませんか?

 

 

 

頑固おやじが怒鳴り散らし、奥さんはその理不尽さを当然のごとく受けいれ

 

 

 

せっせと家事を行い、子供たちは雷親父の顔色見ながら遊びに出かけたり

 

 

 

いたずらをしてみたり。

 

 

 

でも、この頑固おやじがいることで、何かあればお父さんの判断にゆだねるといった

 

 

 

 

指針となることで、奥さんも子供も気持ちが安定し生活が出来ているということ。

 

 

 

 

このようにして、心の安定を築いていたのではないでしょうか?

 

 

 

しかし、平成以降、経済的に豊かになった日本社会は規制が多くなり

 

 

 

平等意識が高まることで、社会的に精神的な個々の役割が崩壊することで、

 

 

 

現在の日本人の心の貧しさが浮き彫りにされてきたのだと思うのです。

 

 

 

ネットの書き込みには、一方的な正義を振りかざすことで、他人を批判することが多くなりました。

 

 

 

しかし、一見、理不尽な昭和社会の方が、個々の考え方が柔軟だったのではないでしょうか?

 

 

 

例えば、怒鳴り散らしている父親を見て、「お父さんも仕事で大変でイライラしてるのね。

 

 

 

美味しいものでも食べてもらって、また元気に働いてもらいましょう。」といった相手を思いやる心。

 

 

 

そうやって、奥様は引く部分を知っていたし、旦那様の気持ちを理解することで根に持つどころか

 

 

 

旦那様を気遣う心を持っていたように感じます。

 

 

 

私たち日本人のトップである自民党が、物質的、表面的な平等を進めて来たことでの代償が

 

 

 

心の不安定さや貧しさといったものを生みだしたのかもしれません。

 

 

 

もちろん、自民党も良かれと思い責任感を持って行ってきた行為だと思います。

 

 

 

しかしながら、振り返ってみると、この進め方が本当に正しかったのかを吟味しなければいけない

 

 

 

時期に入っているのかもしれません。

豊かな人生を得る書

現在、無能唱元さんの著書「得する人」という本を呼んでいるのですが、

 

 

人間真理の根本を突いた、素晴らしい哲学書です。

 

 

仏教を指針とし、そこから自身の哲学を織り交ぜ、解説しています。

 

 

NLP心理学でもサブモダリティというものの教えがあります。

 

 

私は、何年も前からこのサブモダリティがNLPの中で1番重要なポイントであり

 

 

そこの変容を行う為に、NLPに様々なワークがあると、認識しておりました。

 

 

 

サブモダリティとは、私たちが、目、鼻、身体感覚で何かを感じ取った後、

 

 

 

その出来事に意味づけすることを言います。

 

 

 

具体的に言うと、道を歩いていると向こうから知らない異性がこちらを見て笑っています。

 

 

 

この事実は、1つなのですがこちら側の受け取り方(意味づけ)様々なのです。

 

 

 

例えば、「自分に興味があるのか?」「顔に何かついてる?」

 

 

 

 

「あの人いいこと有ったのかな~」「私のことバカにしてるの?」など。

 

 

 

 

出来事は1つですが、受け取り方で、こちらの心理状況が変わるのです。

 

 

 

この受け取り方により、その人の幸福度も変わっていくわけです。

 

 

 

しかも、受け取り方には、その人の癖があり受け取り方が悪い人は、常に不幸なのです。

 

 

 

もっと言えば、これを繰り返すことで、人生そのものが転落していくのです。

 

 

 

無能唱元さんも同じことを書いており、根本の考え方は同じですが、

 

 

 

 

無能さんのメタファー(例え話)で、私自身もまた別の入り方、感じ方が出来ました。

 

 

 

 

無能さんは、意識体験がその人の経験であり人生そのものだと言っています。

 

 

 

これは、目の前の出来事から、自身の経験を蘇らせ、そこに今回の出来事と

 

 

 

混じり合わせ、また経験として蓄積されるということ。

 

 

 

受け取る力を変化させなければその人の運命自体が危ういと話しています。

 

 

 

私も、色んなタイプのお客様と会ってきましたが、クレーマーや文句を言いたがる人の

 

 

 

心の問題点が良く見えてしまいます。

 

 

 

あまりに酷い方の場合、弁護士に全てお任せし、私は関わらないようにするのです。

 

 

 

それは、ネガティブな人と関わることでの、心のリスクを回避しています。

 

 

 

話を戻しますが、無能さんはこうも言っています。

 

 

 

「我々は内部におけるイメージ(その人が作った幻想)を

 

 

 

つねに自分の支配下に置いてなければ、他によって翻弄(ほんろう)されてしまう。」

 

 

 

といっています。

 

 

 

ですから、自身の内部イメージが良いものでも悪いものでも、これが自己防衛とし

 

 

 

 

働いているのです。

 

 

 

例えば、女性で「今まで、ダメな彼氏しかいなかった」というひとは、

 

 

 

男性に対し、そのような見方をすることで、ダメな部分を引き出しているということ。

 

 

 

「あいつはケチだ」とよく言う人は、他人に対しての依頼心が強く、欲深い人と言えます。

 

 

 

明石家さんまさんはテレビでこんなことを言っていました。

 

 

 

「俺は宝くじは絶対に買わん。もし当たってしまったら怖い。

 

 

 

そんなところで運を使いたくない」

 

 

 

 

この言葉から、私は一般人とは深層心理が一般人とは大きく違うことを

 

 

 

改めて、感じさせられました。

 

 

 

一般的な考え方は、「どうせ買っても当たらないから宝くじは買わない」

 

 

 

 

ではないでしょうか?

 

 

 

同じ買わない理由でも、考え方の出所が違います。

 

 

 

さんまさんは、当たることが前提です。もっと言えば、

 

 

 

「運の良い人間である」という確固たる思い込みからの言葉なのです。

 

 

 

 

この思い込みが、実際に運の良い現実を作っていることになるのです。

 

 

 

金持ちケンカせずと言いますが、まさしくケンカする心が無いからこそ

 

 

 

お金という現実が付いてくるのも、理解が出来ます。

 

 

 

私自身もそのような人格者に近づけるよう意識していかなければと考えさせられました。