どんな権威があっても他人を思うようには出来ない。

最近、日大アメフト問題や、レスリング、相撲など、組織の体制が問題とし

 

 

上がっている。日大に関してはアメフト部から日大組織の体質まで浮き彫りに

 

 

なってしまった。

 

 

 

こういった方たちが、どうしてこのような間違ったことをしてしまうのか?

 

 

 

 

それは大きな権力を手にしたことでの勘違いなのだ。

 

 

 

 

我々の大きな学びの1つとして他人は思い通りにいかないということ。

 

 

 

 

これは、総理大臣であっても、会社の社長であっても、校長先生であっても

 

 

 

 

同じなのだ。私自身も会社の社長をやっているが、社員が思うようにいかない

 

 

 

 

フラストレーションはいつもため、うまく発散できないこともある。

 

 

 

 

その度に自身の未熟さを感じ、また他人と向き合っていくのだ。

 

 

 

 

しかし、強力な権威を持っている人たちは、力技で人を思い通りに

 

 

 

 

変えようとする。

 

 

 

 

 

これは自身が人間として学ばなければいけないことを放棄したことと

 

 

 

 

一緒だ。だから、このように大きな問題とし暴かれていくのだ。

 

 

 

 

他人とうまく付き合っていくと言う学びは本当に大変だ。

 

 

 

 

特に上に立てばたつほど、苦労は何十倍にもなる。

 

 

 

 

しかし、それを力技だけで回避してはいけないのだ。

 

 

 

 

これは今に始まったことではない。戦国時代からでも学べるのだ。

 

 

 

 

ホトトギスの話は有名だと思うがここでもう1度お話ししましょう。

 

 

 

 

織田信長は「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」

 

 

 

豊臣秀吉「鳴かぬなら鳴かせて見せようホトトギス」

 

 

 

 

徳川家康「「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」

 

 

 

 

私はこのホトトギスは人間のことを言っているように感じたのだ。

 

 

 

 

織田や豊臣はホトトギス(人間)を力技で自身の思い通りにするように感じる。

 

 

 

 

しかし、徳川は相手の感情をしっかり理解し、相手がそのような状態になることを

 

 

 

 

望んでいる姿を感じたのだ。

 

 

 

 

だから、天下統一後、徳川家は10代以上の続いたのではないだろうか?

 

 

 

 

どんなに優秀な能力や権力、権威があったとしても

 

 

 

 

人としての学びを回避しようとすれば、

 

 

 

 

神様はそれを許すことなく地獄に落とし、その学びをさせる

 

 

 

 

なのだ。

 

 

 

 

私たちは所詮人間でしかない。学び無くして生きることは出来ないのが

 

 

 

 

人間なのだ。