許しは最大の癒し

先日40代の女性のメンタリングをさせて頂きました。

 

当初大きな問題ではないと思って話を聞いていたのですが、

 

本人の頭では理解しているのに、腑に落ちない状態にが起こっていた。

 

 

これはまさしく、心と思考のバランスが取れていないということ。

 

 

これを感じた時に、深い問題が潜んでいるのを察しました。

 

 

 

当初の問題が、「昼夜働いていても不安」だということでしたが、

 

 

本当の問題はもっと深く、幼少期自身が

 

 

親から育児放棄をうけ、暗く、ストーブもない寒い部屋で餓死する恐怖が

 

 

大きなトラウマとして潜んでいました。

 

 

本人は「封印していたはずなのに…」と話していましたが、

 

 

封印では全く癒していないのです。

 

 

それは、親を許したふりをしているだけで、

 

 

 

実は心の奥ではその傷は回復することなく、潜んでいたのです。

 

 

 

私たちの人生には、他人には分からない苦しみや悲しみを経験します。

 

 

 

本人には到底乗り越えられないことは、封印という形でその場を乗り切ろうと

 

 

 

します。しかし、いずれ本当の意味でその傷と向き合わなければいけない時が

 

 

 

来るのです。最大の学びは「許す」心にあり、器を大きくしそして自身を癒します。

 

 

 

大きな傷があればあるほど、乗り越えるのは大変でしょう。

 

 

 

しかし、私たちは自身の人生に起こる出来事を選べません。

 

 

大きな苦しみや悲しみは、節理と受け止め

 

 

誰よりも大きな人間になれる「神様からのギフト」とし

 

 

受け取れる素晴らしい人間になっていきたいですね。

自身を大切にすること

自身を大切にすることは、1番大切なこと。

 

メンタリングをさせて頂く方の中には、自身を大切にできない人もいる。

 

他人にはいつも「いい人」と言われていても、本人は自分を嫌いな人。

 

 

これは自分を大切にしていないことと同じなのだ。

 

 

 

では、悪い人になれということか?

 

 

 

それは、全く違う話である。

 

 

自身を大切にすることは自己中心的な考えを持つことではない。

 

 

 

自分が大事だからこそ、」周りを大事にするのだ。

 

 

 

人となりは、無意識で相手に伝わっている。

 

 

「調子のよい奴は、一緒にいて楽しいが、仕事を任せられない」など無意識で

 

 

 

相手を判断しているのだ。

 

 

だから、自身を大切にするということは、周りを大事にするということ。

 

 

 

周りにより良いものを提供できる自分になるために

 

 

 

努力をし成長していくのだ。

 

 

 

そのことで自身もより幸せになっていく。

 

 

 

努力ありきではない。

 

 

 

自身を大切にすることは結果として努力をするということにつながって

 

 

しまうということなのだ。