口癖で人生は変わる

口癖というものは怖いものだ。

実はこのことで自分の状態や行動を変えているのをご存じだろうか?

 

人間は1日に何万と無意識で考え事をしている。

 

その無意識に問いかけているのが口癖なのだ。

 

例えば、リアルにレモンを想像してみる。

 

それを、真ん中からナイフで2つに切る。

 

片方のレモンをコップに握るように汁を出す。

 

そのレモン汁を飲んでいるところを想像する。

 

するとどうだろう。

 

唾液が出てくるのだ。

 

目の前には何もないのに想像しただけで唾液が出てしまう。

 

また、心理学でこんな質問がある。

 

「ピンクの像を想像しないで下さい。」

 

そうすると必ず想像してしまい、その後に消そうとするのだ。

 

このように言葉で想像してしまい、さらに体が反応してしまう。

 

これはポジティブなことを想像すると、体はそのような反応をするし

 

その逆もあるということだ。

 

そう、だから口癖が肯定的な口癖の人は、いつも状態が良く、良いことが起きる。

 

反対に否定的な言葉を言う人は、状態が悪くなっていくのだ。

 

実は、自分が発する言葉で自分がコントロールされていたのだ。

 

だから成功者の口癖は肯定的な口癖が多いと言われている。

 

銀座まるかんの社長斎藤一人さんも「ついている」と言葉にして言いなさい。
と言っている。

 

心は無だとしても、言葉を出すことで後から心が付いて行くのだ。

 

最初は意識的にでも、肯定的な言葉を使いだすと必ず状態が変わってくる。

 

技術者が守られない理由

塗装職人の多くの人たちが独立をしている。その大半が20代後半~30代前半だ。

 

 

しかし、独立してもうまくいかない。安易な考えで儲かると思っていたのに。

 

 

むしろ、使われていた方が、よっぽど良かった。と思っている人たちは多くいるはずだ。

 

 

これは塗装職人に限ったことではない。飲食や物販なども同様だ。

 

 

 

さらにはトップセールスマンが独立しても失敗してしまう。

 

 

 

われわれの業界では、一昔前にある会社の訪問販売が一気に独立した時期があった。

 

 

 

その結果何が起きたか?その営業マン達の殆どが自己破産をし、家族を失ったのだ。

 

 

 

ここに共通することがある。

 

 

 

それは、どの業種にしても、個人の成長が止まったからなのだ。

 

 

 

 

例えば、30歳の職人と60歳の職人ではスピードはどのくらい違うのか?

 

 

 

スピードだけでいえば、30歳の方が早い。生産性だけで言えば、30歳の方が断然使えるのだ。

 

 

 

 

これは、飲食、物販、営業職でも同じことが言えるだろう。

 

 

 

 

プレーヤーとしては、若い人間には勝てない。

 

 

 

 

では、大手企業はなぜ、50代以上の人間が活躍できるのか?

 

 

 

 

それはその時に合った成長を遂げているからだ。

 

 

 

 

企業の仕組みは簡単に言うとこうだ。

 

 

 

 

プレイヤー→プレイングマネージャー→マネージャー

 

 

 

 

大きく分けても3段階の階層がある。

 

 

 

30歳~35歳までがおおよそプレイヤー

 

 

40歳~45歳がプレイングマネージャー

 

 

それ以降がマネージャー

 

 

 

とその年齢により成長する方向性が変わってくる。

 

 

 

どんなに優秀なプレイヤーでも60歳までトップを走ることは出来ない。

 

 

 

プレイヤーのピークは30代から40代にかけてだろう。

 

 

 

しかし、独立している人間の殆どは、プレイヤーの経験しかなく独立をする。

 

 

 

当然だが、うまくいくはずがない。

 

 

 

 

その結果なにが起こっているか?

 

 

 

 

職人たちは大手の使い捨てになっているのだ。

 

 

 

 

それは先日、リフォーム産業新聞に取り上げられていた記事に書いてあった。

 

 

 

 

成長が止まったプレイヤーは、正直大手からすれば使い物にならない。

 

 

 

だから、良いように使ってゴミのように捨てる。

 

 

 

ケガをしようが病気になろうが、関係ない。労災を使わすことが出来ない仕組み。

 

 

 

これが今の大手のやり方だ。

 

 

 

これはどちらが悪いのか?

 

 

 

 

最初記事を見たときは、大手のやり方が良くないと感じた。

 

 

 

 

しかし、大手の気持ちもわかる。

 

 

 

 

プレイヤーで成長が止まっている人間は、人間が歪んでくる。

 

 

 

 

自分では凄いと思っているが、周りはそれほどの評価をしない。

 

 

 

 

そうなると、考え方が歪み駆け引きなどを覚える。

 

 

 

そうなると、企業の方もまともに相手をしたくないのも分かる。

 

 

 

だから力でねじ伏せ、使い捨てが行われるのだ。

 

 

 

 

しかし、それは最悪なことなのだ。

 

 

 

なぜなら、良い職人が育たない。

 

 

 

さらには、お客さんに良いものを提供できないからだ。

 

 

 

 

ではどうすればよいのか?

 

 

 

 

職人などの技術者は基本的には経営は難しい。

 

 

 

であれば、企業がしっかり技術者をバックアップする必要がある。

 

 

 

 

それは、プレイヤーの上にはプレイングマネージャーがあること。

 

 

 

その上にはマネージャー。その仕組みを確立し、50代、60代の職人が生き生きと

 

 

 

働く姿を見せ、成長はどこまで行っても止まらないことを示さなければならない。

 

 

 

 

企業の役目は、社員を幸せにすること。

 

 

 

 

間違っても成長が止まるような独立をさせてはいけないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝の心

新年明けましておめでとうございます。

 

 

本年もマルキペイントを宜しくお願い致します。

 

 

と言っても、早いものでもう7日ですね。

 

 

実は私は3日から40度の熱を出してしまい、今日もあまり体長はよくありません(^^;

 

 

ただ、こんなときこそ、いろんなことに気付けることを、改めて教えて頂きました。

 

 

 

当たり前に、自分の周りにいる人、当たり前に出来ること、また当たり前だと思っている

 

 

 

日本のシステム。

 

 

 

 

本当に凄いな~と感じさせられました。

 

 

 

 

例えば、今回はお世話になりませんでしたが、救急車!

 

 

 

正月でどこも休みなのに119番をダイヤルすれば来てくれます。

 

 

 

また、大きな病院は正月でもやっています。

 

 

 

40度の熱を出すと、死ぬんじゃないかと思います。

 

 

 

そんな中、こういった完備されている世の中に本当に感謝が出来ました。

 

 

 

 

神様がくれた感謝の心の時間だったのかも知れません。

 

 

 

 

この心を忘れず、1年がんばって行こうと思います。