ある女性社員がこのようなことを言った。
「誰々さんは社内でこのようなことをしていましたが、仕事に支障はないのですか?」
この社員は、自分の仕事が出来ないことを、認めず他の社員の問題をすり替えたり、
責任転換したり、問題を自分以外のもののせいにする。
30歳も過ぎ支離滅裂なことを言って、社内をかき乱して辞めていった。
私はこの社員をみて、きっと自分に甘く生きてきたのを感じた。
挑戦もせず、責任も持たず、保護されることが当然の中、自己主張だけしいる彼女を見ていると
彼女の未来は、どんどん自分の思うように行かない、辛い未来が見えてしまった。
昨日、ある20代後半の女性とお会いした。
外見も完ぺきなほどの綺麗な女性。
彼女に私の名刺を渡すと、笑顔になった。
私の名刺には「今日のご縁にありがとう」と書いてある。
この言葉を見て、「私、ありがとうとか感謝っていう言葉が好きです」
と嬉しそうに言った。
私はそれを聞いて「きっと今まで御苦労されてきたのでしょうね」
と彼女をねぎらうと彼女は笑顔で
「それはお互いさまではないですか?」
とねぎらいを頂いてしまった。
本当に素晴らしい方だなと思った。
20代という若さで、苦労をし、ねぎらいに対してねぎらいでかえす彼女に相手を思う気持ちと
現在がんばっている彼女を見ていると、
きっと彼女には素敵な未来が待っているのを感じた。
その人の生き方は、過去も未来も話している中で見えてくる。
どのような人間なのかは、表面だけ作っても必ず分かってしまうものだと。