困っていることを提供して90年

おとといもNLPのワークを受けてきました。

 

やはり、このようなところに来る方の、精神性は高く本当に勉強させられます。

 

大手ハウスメーカーのトップ営業マンや高級外車の社員の方、

 

また、地域で成功されている社長様方など、肩書きと人格のバランスが取れてる方ばかりでした。

 

その中で、年配の社長様とお話する機会がありました。

 

その方は、地元で不動産屋をやっており、老人ホームをこれから作りたいというお話をして頂きました。

 

その方のお話によると、

 

「90年前家は呉服屋だったんだよ。当時、地元の方は農家が多くてね。

 

お金を持っていない方が多かったから、米と呉服を交換していたそうなんだ。

 

その後はね、農家さんはその年によって不作だったりすることもあるでしょ。

 

だから、うちは鳥を飼って卵を産ませることで、地域の方の食の安定をサポートしてきたんだ。」

 

こんな感じの話をして頂き、さらにこう続けました。

 

「その後、世の中が良くなってきて土地の運用を行うために不動産屋を始めたんだよ。

 

そして、今度は老人が増える世の中になるからね。老人ホームをやろうと思っているんだ。

 

実は1つ老人ホームを運営しているんだよ。だから2つ目の老人ホームを

 

来年にはやりたいな~。リスクはあるけどね、でも家は代々地域の方の困っている

 

ことをやってきて会社がうまくいっているんだ。」

 

こんなことを話してくれました。さらにこんな教訓も

 

「若いころはね、儲けようと思って、コンビニ経営やファーストフードもやたんだよ。

 

でも、儲けようと思うものは最初だけで、続かない。

 

だから、私はみんなが困っていることのお手伝いをしていくんだ。」

 

これは、私が勉強しているドラッカーと同じことを言っていました。

 

ドラッカーを実体験された方の言葉は重く、胸に刻まれました。

 

このような方たちと一緒に勉強できること、本当に感謝です。