ここ数年、中村天風さんの本やYouTubeを聞き流しをしています。
中村天風さんとは、1876年産まれの方で、昭和43年92歳まで生きた方です。
彼の哲学に感銘を受けた著名人は数多くいます。例えば、京セラ創業者で
JALの奇跡的復興を遂げた、稲盛和夫さんや松下幸之助さん、最近ですと大谷翔平選手などです。
92歳まで生きた天風ですが、実は30歳のとき当時不治の病であった、肺結核になります。
そこから、彼の心の葛藤が始まり、世界を旅して自身の病気を治すための最新医療や真理、哲学などを
求め旅をしておりました。
そして、最後に辿り着いたのが、インドのヨガの聖者、カリアッパ氏のところで修行をし、真理に目覚めることで
自身の不治の病を完治させてしまいます。
彼の軌跡は、これだけではありませんが、天風の話はこれくらいにして、
彼の哲学を自身に入れることで、運の良い人とはということに改めて気付かされました。
それは、他人が嫌がることをやれるかということ。
例えば、トイレ掃除をすると金運が良くなるという話がありますが、
これは、みんなが嫌がることを率先して出来るかということです。
とくにリーダーがこの心を持つことで、謙虚さを磨きや部下たちのお手本にもなります。
たいしたことを言っていないと思った方もいるかもしれません。
そうです。当たり前のことを言っているだけです。
ただ、この当たり前のことが出来ている人はどのくらいいるでしょうか?
1割いないのではないでしょうか?
私自身もこの仕事を始めて、当社の問題ではないアフターフォローを要求されることがあります。
当然、やりたくはないです。
ですから、突っぱねてしまうことも多々ありました。
しかし、最近では、多少のものであれば当社の問題や保証外でも気持ちよくも対応する
ことを心がけるようにしております。
私の中でどのように解釈しているかというと「やりたくない」という気持ちを
「徳を積むチャンスが訪れた」と変換するのです。
そこに損や面倒という気持ちを入れてはいけません。出たとしても書き消します。
そのことで、摂理として、宇宙霊(天風用語)が人生を豊かに運んでくれるのです。
この考え方が正しいかどうかは、
それを信じられた偉人たちがすでに教えてくれています。