知識と経験が人間をバカにする

私たちは、日々経験を積み、知識を入れていきます。

 

 

 

生きる力が養われ、お金を得ることが出来、

 

 

 

それなりの立場にもなっていきます。

 

 

 

しかし、それが人生の落とし穴なのです。

 

 

 

 

それは、その人が歩んだ常識の中に留まることを

 

 

 

 

意味します。

 

 

 

 

ですから、他人からすれば「なぜ、あの人はいつも偉そうなの?」

 

 

 

 

と思われてしまうのです。

 

 

 

 

さらに言えば、その常識から外れたときの人間は

 

 

 

 

 

悲惨なものでしかありません。

 

 

 

 

 

その代表が老害と言われる人です。

 

 

 

 

 

今まで仕事でプライドを持って生きていた人が

 

 

 

 

生きるステージが無くなってしまうのです。

 

 

 

 

そうすると、自身の価値を見出すことが出来なくなります。

 

 

 

 

自身に価値が無いと感じると、怒りが出て

 

 

 

 

他人が気になり、他人に怒りをぶつけるようになるのです。

 

 

 

 

では、どのように生きればよいのか?

 

 

 

 

それは、使い分けると言うことです。

 

 

 

 

当然仕事上の常識や経験は大切です。

 

 

 

 

私自身も代表としての権威や説得力を持たせる必要があります。

 

 

 

 

ただ、ここで理解して頂きたいのは、自分のための権威ではなく

 

 

 

 

 

社員やお客様が安心するための権威を使うということです。

 

 

 

 

 

逆にセミナーなどの勉強を受けるときには、自身の経験や知識を

 

 

 

 

0にします。

 

 

 

 

もちろん、知っていることもいっぱいありますし、

 

 

 

 

たいした学びが無いような話でも、自身のプライドを0

 

 

 

 

 

にすると、必ず気付きがあるのです。

 

 

 

 

 

私たちが生きている世界は、

 

 

 

 

非常に狭く他人にとっては価値のないものが

 

 

 

 

 

殆どです。

 

 

 

 

ですから、自身の価値観を大事にしながら他人の価値観を

 

 

 

 

 

理解する必要があります。

 

 

 

 

 

また、自身の自己肯定感を仕事のように

 

 

 

 

1つのことで、保とうとするとそれが崩れたときに

 

 

 

 

自分を見失います。

 

 

 

 

ではどのように自身の自己肯定感を保てばよいのか?

 

 

 

 

 

それは、自分という存在に価値があるということを知るのです。

 

 

 

 

そして、他人の存在も価値があることを知ることで、

 

 

 

 

他人と繋がりを持ち、他人を大切に出来ることで、

 

 

 

 

 

人から愛される自身を作り上げていくとで、また自己肯定感が上がります。

 

 

 

 

 

謙虚な気持ちを持つことが、人生を豊かに生きる極意なのです。

 

 

 

 

 

私はよく、自身のプライドが邪魔をし、苦しんでいる人には

 

 

 

 

 

「バカが出来る賢さを持て」と言います。

 

 

 

 

これは本当に大切なことなのです。

 

 

 

 

知識武装をしている人間は、賢く思われたい痛い人間です。

 

 

 

 

人が離れていきます。

 

 

 

 

自分の知識は武装するものではなく、与えるものなのです。

 

 

 

 

 

ですから、バカが出来る人は常に知識を得ることが出来、

 

 

 

 

必要なときに、その知識を与えられる人間になれます。

 

 

 

 

こんな話をすると

 

 

 

 

「素晴らしい話だし理解は出来ますが、ついプライドが出たり嫌なことを言ってしまいます。」

 

 

 

 

という方がいます。

 

 

 

 

それでも良いのです。

 

 

 

 

人間ですから、うまく出来なくて当然です。

 

 

 

 

大事なのは、間違った過去を受け入れて、学ぶこと。

 

 

 

 

そして、そんな自分を受け入れて愛すること。

 

 

 

 

その後、相手に「ごめんなさい」を言えばよいことなのです。

 

 

 

 

もし、それで許してもらえなかったらどうしようと考えているならそれは間違えです。

 

 

 

 

許してもらうために謝るのでは無いからです。

 

 

 

 

自身の過ちに気付いたから謝るのです。

 

 

 

 

 

許す許さないは、相手の器の問題です。

 

 

 

 

 

あなたが正直に謙虚に生きることが素晴らしい

 

 

 

 

未来を切り開いていくのです。