人間には、大きく分けて3種類の成長モデルがあるという。
自己成長モデル、現状維持モデル、保護モデル、の3種類である。
自己成長モデルは全体の2割。
こういった方は、自ら成長の場に行き成長を行う人。
現状維持モデルの人は全体の6割で
成長はしたいと考えているが、現状に満足してしまうタイプ。
保護モデルは全体の2割。
保護されることが当然の方たち。
私たち、零細や中小企業はどうしても、自己成長モデルを探しがち。
即戦力が欲しいから。
しかし、こういった人はなかなかいない。
そう、経営者や管理者は自分と比較し、怒りが出てしまうことが良くある。
当然自己成長出来る人たちだからね。
「なぜ、こんなことが分からない?」「どうしたら、ちゃんとやれるんだ」「意識が低い」
など、勝手に思ってしまう。
ただ、どんな人たちでも自己成長したいのは同じなのだ。
では、なぜできないのか?
それは、どこに向かえば良いのか?という指針や指標。
また、どのように成長するかのステップを示すこと。
さらには、その人の成長速度を見守ること。
これが出来ると、殆どの人は成長出来るのだ。
これを体系化するには本当に難しい。
しかし、体系化出来た会社はきっと大きく成長出来る会社となり、
多くの人たちを幸せに出来る会社に違いない。
例えば、ここから、ディズニーランドに行ってほしいと会社は思っていたとする。
しかし、そのことすら分からない人たちは、その辺をウロウロしかできない。
感の良い人だけ、気付くだろう。
それをまず、「我々はディズニーランドに向かうのだ。」
と目指すところを指すのだ。
そして、今度は、その道を教えてあげる。
優秀な人間はカーナビの付いた車で行くだろう。
速度の遅い人は、地図も見ないで、歩いて行く人間もいるかもしれない。
これをなるべく分かりやすく、「あそこの看板が見えたら、右だよ。」
と言ってあげられると、みんなディズニーランドに着くことが出来るのだ。
と言われても、管理者や経営者も人間。
休み休み、歩いている人間を見ると腹が立つのも仕方ない。
管理者も大きな心を持つための、修行をさせられていると思うしかないのだろう。
どんな立場になっても成長は続けていくのだろうね。