絶対的正しさと相対的正しさ

前回のブログで「正義の味方ではなく調律者であれ」

 

 

 

というお話をさせて頂きました。

 

 

 

この話をもっと深く話をすると、私が思う正しさには

 

 

 

2重構造になっていると考える。

 

 

 

これは、タイトルの通り絶対的正しさと相対的正しさに分かれる。

 

 

 

絶対的正しさとは何かというと、生きる目的、人間観、価値観、行動原理

 

 

 

などを自身が言語化でき理解しているかということ。

 

 

 

その為に自身の哲学、生きるための土台の価値

 

 

 

判断基準の原則が必要となる。

 

 

 

私は、人に介入するときはこの価値観と行動がズレていたり間違っている

 

 

 

場合のみ行う。

 

 

ときには強い口調でいう場合もあるし、優しくうながす言い方をする場合もある。

 

 

 

これは、相手の状態を見て使い分けをするが、どちらにしても根底には

 

 

 

相手を想う「愛」で動かされることが殆どなのです。

(心理カウンセリングなどメンターモードのときのみです)

 

 

 

また、相対的な正しさとは、相手の心や状況に合わせるということ。

 

 

 

先日の怒った人に正しさを伝えるのではなく、気持ちわかるよと

 

 

 

寄り添いや相手に対しての理解のこと。

 

 

 

 

また、先ほど話した、相手によって強く言う場合と

 

 

 

優しく言う場合の使い分けも、相対的正しさから来ている。

 

 

 

これは状況を把握する力が必要になります。

 

 

 

その為には、観察する力、非言語を読む能力、

 

 

 

心を読む想像力が必要になる。

 

 

 

そして、私が尊敬する過去の偉人たちもこの2重構造の正しさを

 

 

 

理解していた人たちなのです。

 

 

 

また、現在世界NO1コーチのアンソニーロビンズも

 

 

 

このことを理解し、人を導いています。

 

 

 

正しさとは表面的なものではなく、奥深く人が人生をかけて

 

 

 

学ぶ哲学なのかもしれません。

正義の味方ではなく調律者であれ

テレビかYouTubeなどの動画で、こんな場面を見ました。

 

 

 

役所でずっと待たされている方が、怒りを爆発させてしまった。

 

 

 

その場で、怒鳴り散らし暴れそうな状態。

 

 

 

そこに1人の別のお客さんが彼にこう言う。

 

 

 

「こんなことはやめなさい」

 

 

 

怒ったお客はさらにエスカレートする。

 

 

 

この状態で何が悪いのか?

 

 

 

これは、完全に正義と悪の構図が出来てしまったこと。

 

 

 

注意した側正義。怒った人悪という感じ。

 

 

 

私が疑問に思うのは、注意した人は、本当にこの場を

 

 

 

収めようとしたのか?という疑問なのです。

 

 

 

正義をやることを望んだのではないかと。

 

 

 

結果その通り、怒った人を悪人にすることで

 

 

 

正義の味方になれたわけです。

 

 

 

しかし、注意の本当の目的は、この場を収めることです。

 

 

 

怒った人にも怒った正義があったはずなのです。

 

 

 

そこを、無視して表面的な注意をすれば逆上することは目に見えてること。

 

 

 

本当にその場を収めるのであれば、怒った人の気持ちを

 

 

 

理解し寄り添うことです。

 

 

 

「あなたの気持ちわかるよ、こんなに待たされていたら

 

 

 

怒りたくもなるよね。でも怒ったらあなたが正しくても

 

 

 

悪者になってしまうから、まずは怒らず落ち着こう」

 

 

 

 

 

このように言ってあげたら、怒った人はどれほど救われたか。

 

 

 

私たちは、常に正義と悪で物事を見てしまう。

 

 

 

SNSなどは、自身の正義の押し付け合いで、

 

 

 

正義を振りかざした悪人だということが分からないのです。

 

 

 

 

本当の意味での正しさは、場の乱れたエネルギーの調律者になることなのです。

 

 

 

 

正しさとはときに、心を乱し傷つける凶器になります。

 

 

 

もちろん、状況によっては正しさを言わなければいけない場面もあります。

(この辺りは次のブログで書きます)

 

 

 

ただ、場を乱すことが悪だということ。

 

 

 

本物の正義とは、正しさをいうことではなく

 

 

 

場の調律者であることが最も大切なことなのです。

新総裁 高市早苗に期待したいこと

女性初の総理大臣が決まりました。

 

 

 

世の中的にも、彼女に大きく期待しているようです。

 

 

 

その期待とは、何といっても積極財政でしょう。

 

 

 

ガソリンの暫定税率引き下げや103万円の壁などを掲げていますが、

 

 

 

この失われた30年を取り戻すには、それだけでは不十分でしょう。

 

 

 

今までの、総裁は財源や将来に借金を増やすという言い訳で、

 

 

 

ずっと緊縮財政でしたが、国民に対しての投資と考えれば、

 

 

 

金融緩和などを行っても、税収が大きく下がるといったことは無いと思います。

 

 

 

私としてはアベノミクスで失敗した部分を学びにし、

 

 

 

更なる積極財政を行ってほしいと感じています。

 

 

 

私が感じた「アベノミクスで失敗した理由」を以下の通りにまとめました。

 

 

 

 

金融緩和の「出口」が見えなかった

日銀が大量の国債を買い入れて金利を極端に下げたことで、円安・株高は実現しましたが、実体経済への波及は限定的でした。

企業は投資よりも内部留保を積み上げ、賃金に回らなかったため、「お金が回らない経済」になってしまったのです。

 

 

財政政策が短期的だった

初期には公共事業などで景気を下支えしましたが、財政赤字を懸念して消費税を8%→10%に引き上げ、

さらには社会保険や高速道路など、細かい部分でも税金を上げてしまったことが、個人消費を冷やしました。

つまり「緩和と増税」を同時に行うという矛盾した政策で、デフレ脱却の勢いを自ら削いでしまったのです。

 

 

 

構造改革(三本目の矢)が不十分だった

規制緩和や労働市場改革、生産性向上策はほとんど進まず、既得権益や官僚組織の壁に阻まれました。

結果として、新産業の創出や賃金上昇につながる「構造的な成長」は起きませんでした。

 

 

 

所得格差と地域格差が拡大した

株高で恩恵を受けたのは主に大企業と富裕層。

一方で地方や中小企業では実質賃金が下がり、非正規雇用が増えたため、国民の「実感なき景気回復」となりました。

 

 

 

デフレマインドの克服に失敗した

長年のデフレで、企業も個人も「どうせ物価は上がらない」と信じ込んでおり、消費や投資の心理が変わらなかった。

心理的なデフレスパイラルを断ち切るための「社会的な信頼の再構築」ができなかったとも言えます。

 

 

まとめると

アベノミクスの失敗は、

「お金の量を増やす」政策(金融・財政)は実行されたが、

「お金を回す」構造改革・賃金上昇・消費拡大の仕組みづくりが不十分だった、という点にあります。

 

 

 

では、これを成功させるにはどのようにしたら良いか?

 

 

 

それは以下のように考えました。

 

 

 

1. 金融緩和を人々の生活につなげる工夫が必要だった

日銀がいくらお金を市場に流しても、それが企業の投資や家計の消費に届かなければ意味がありません。

実際、企業はリスクを取らずに内部留保を積み上げ続けました。

✅ 対策の例:

  • 「内部留保課税」や「賃上げ減税」など、企業が利益を労働者に還元するような制度設計
  • 地域金融機関への貸出インセンティブ強化(地元中小企業への融資を後押し)
  • ベーシックインカム的な仕組みで、緩和資金を家計に直接届ける発想

つまり、「金融緩和→実体経済→消費」に“血流”を作る政策が必要でした。

 

 

 

2. 財政政策は短期の景気刺激ではなく未来投資

アベノミクスの初期は公共事業中心で、景気浮揚効果は一時的でした。

しかし、日本経済が抱える根本問題は「生産性」と「人口減少」です。

対策の例:

  • 教育・科学技術・AI・再生可能エネルギーなどの未来投資に思い切って資金投入
  • 子育て・介護支援など社会保障の拡充による“安心感”の醸成
  • 地域インフラ+スマート地方都市構想で、地方経済の活性化

つまり、単なる公共事業ではなく「次の時代を支える人と技術」への投資にすべきでした。

 

 

 

3. 本気の構造改革(既得権益の突破)

アベノミクスの三本目の矢「成長戦略」は、ほとんどがスローガン止まりでした。

農業、医療、労働市場など、日本の“硬直的な仕組み”を本気で変えなかったのが痛手です。

✅ 対策の例:

  • 労働市場の流動化(転職しやすい社会、解雇に対するセーフティネット)
  • 規制緩和とスタートアップ支援で新産業を育成
  • 女性・高齢者の活躍推進を“スローガン”でなく実効的な制度へ

特に「挑戦が報われる社会」を作ることで、国内のエネルギーを高められたはずです。

 

 

 

 

4. 国民が安心して消費できる社会の構築

アベノミクス期の失敗の核心は、国民が安心してお金を使えなかったこと。

将来不安(年金・医療・雇用)が強く、消費よりも貯蓄に回ってしまったのです。

✅ 対策の例:

  • 社会保障制度の透明化・安定化(「自分は将来大丈夫」と思える安心感)
  • 消費税の段階的見直しまたは「軽減税率の拡充」
  • 賃金上昇と物価上昇を連動させる制度(インフレ連動賃金)の検討

「心理的デフレ」への対策が不可欠でした。

 

 

 

 

5. グローバル化×地方で成長の分散

東京一極集中を続けながら「地方創生」を唱えても無理がありました。

地方にこそチャンスを与え、独自の経済圏を形成させる必要がありました。

✅ 対策の例:

  • 地方大学×地元企業×自治体の連携による産業クラスター
  • 観光・農業・輸出など、地域ブランドの育成
  • リモートワークと地方移住を後押しする政策

「東京が稼いで、地方にばらまく」ではなく、地方が自ら稼ぐ仕組みを作ることが鍵です。

 

 

 

 総括:アベノミクスを成功させるための本質

経済は「人の心理」で動く。

その心理を“安心と希望”で満たせなければ、どんな政策も空回りする。

アベノミクスが失敗したのは「数字の政策」であって「人の政策」ではなかったからです。

成功させるには、人が希望を持てる社会心理の設計が必要だった。

これはつまり、「愛と信頼のある経済政策」だったとも言えます。

 

 

 

 

高市早苗総理には、財務省や抵抗勢力に負けず、こういった政策を行って頂きたい。

 

 

 

今後の高市総裁に注目していきたいと思います。