幸せか成功か

先日、経営の勉強をしにセミナーを受講しました。

 

 

そこで、幸せと成功の題材が出てきました。

 

 

この話は、私が経験上、感じていたことを、言語化してくれた

 

 

 

話でしたのでお伝えします。

 

 

 

ここでは、成功とは目標達成のことであり、

 

 

 

幸せとは、人間関係であるという前提のもと話をして頂きました。

 

 

 

 

結果から言うと幸せな状態でなければ、成功は無しえないということなのです。

 

 

 

 

成功とは、目標達成でありますが、心の問題を埋めるため目標を設定していることが

 

 

 

 

多く、結果目標を達成したとしても、孤独で苦しい生き方になり、

 

 

 

結果として続かない。

 

 

 

これを、マサチューセッツ工科大学ダニエル・キム教授は

 

 

 

 

成功循環モデルというもので表しています。

 

 

 

成功しやすい循環

 

 

人間関係(互いの尊重)→思考の質(気付き・楽しさ)→行動の質(自発的な行動)→結果の質(成果が得られる)

 

 

 

このような循環でまた、人間関係に戻ります。

 

 

 

しかし、循環が悪いのは

 

 

 

結果の質(成果が上がらない)→人間関係(対立・責任転換)→思考の質(楽しくない)→行動の質(自発性を失う)

 

 

 

如何でしょうか?

 

 

 

 

先ほども言ったように、私自身も色々な企業や個人を見てきましたが、

 

 

 

 

空虚感から成功を目的にしている人は、他人に嫌われる傾向があります。

 

 

 

 

ここにも書いてあるように、結果の質を求め、理解されない人間になるからです。

 

 

 

 

ではどうすれば良いか?

 

 

 

 

それは、「幸せに気付く」ということ。ただそれだけです。

 

 

 

 

幸せになりたいではなく、すでに幸せだということに気付ける人間になれるかなのです。

 

 

 

 

これは、小学生と大人に同じ質問をした答えです。

 

 

 

何を質問したかというと

 

 

 

「幸せに生きていくためには、必要なものやことは?」

 

 

 

大人の答えは

 

 

 

お金、時間、人脈

 

 

 

小学生は

 

 

 

太陽、空気、植物

 

 

 

お気づきになりましたか?

 

 

 

 

大人は、自分に足りていないものばかり目を向けます。

 

 

 

 

しかし、子供たちは当たり前にあるものに目を向けています。

 

 

 

 

これこそが「足るを知る者は富む」ということだと私は思いました。

 

 

 

 

私たちは大人になるにつれ、足りないものに目を向けます。

 

 

 

 

それは、他人との比較から生まれるものです。

 

 

 

「でも現実お金がないんだもん」

 

 

 

もしこのように思っている方がいるとしたら、

 

 

 

 

そのことで、今日であなたは死んでしまうのでしょうか?

 

 

 

 

お金が無いと思っても、ご飯は食べれる今日があれば感謝出来る1日なのです。

 

 

 

 

綺麗なものを見れる目があり、作業をする手があります。

 

 

 

 

移動するための足があり、森林に行けば自然の匂いやさわやかな

 

 

 

 

空気感に触れることが出来ます。

 

 

 

 

子供たちが教えてくれたように、太陽があり空気があります。

 

 

 

本当に感謝出来ることばかりです。

 

 

 

ここに気付き、心を浸る用になれば幸せに気付けるようになるのです。

 

 

 

 

そして、そこから、疑問に思ったことや極めたいものを探求していくことが

 

 

 

成功になるのです。

 

 

 

デイビット・ホーキンズ博士の「意識のマップ」というものがあります。

 

 

 

それはどういった物かというと、

 

 

 

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上記のようなものです。

 

 

 

成功に目を向けている人間は、低いエネルギーの恐怖、欲望、怒り、プライド辺りで

 

 

 

 

頑張りますので、苦しみが増し、行動できなくなります。

 

 

 

 

しかし、本当の成功者は、愛、喜び、平和、悟りの高いエネルギーで

 

 

 

 

 

行動をするので、大きな幸せと対価を手に入れることが出来るのです。

 

 

 

 

「幸せに気付く」これは、全ての人が本来できることであり、

 

 

 

 

これに気付けることが、人生を豊かにすることなのです。

エリートだからこそ挫折の多い人生

私を含め、凡人からするとエリートほど

 

 

 

スマートに生きられているように見えてしまう。

 

 

 

しかし、努力だけではなく挫折も多いのが

 

 

 

本当のエリートではないかと私は思うようになりました。

 

 

 

昔は、私のような落ちこぼれは、1回の大きな挫折があると

 

 

 

上に上がれないと考えていました。

 

 

 

しかし、それは逆でエリートの方が私より何倍、何十倍

 

 

 

挫折を経験し、そこから這い上がる精神力があることを知りました。

 

 

 

 

当社の顧問弁護士は私の同級生でして、

 

 

 

 

この男とは、よくケンカをしていたことを記憶しています。

 

 

 

 

昔から、勉強が出来、頭が良く運動も出来た

 

 

 

 

いわゆる優等生で、私からするといけ好かないやつでした。

 

 

 

 

しかし、大人になる過程の中で、私もたまに彼と会うことがあり、

 

 

 

 

ここまでくる過程を見ている中で、私には到底理解出来ない

 

 

 

 

苦しみや葛藤があったに違いないということが分かってきました。

 

 

 

 

高校は、この辺で1番頭の良い公立高校に進み、

 

 

 

 

浪人して一流大学に進学しています。

 

 

 

その後、塾の先生をしながら、弁護士の勉強をし、

 

 

 

 

30歳を過ぎてから弁護士になりました。

 

 

 

 

私には、エリートに見えてた彼ですが、

 

 

 

 

レベルの高い上の世界で、戦わなければならないということが

 

 

 

 

見えてきたのです。

 

 

 

 

高い世界で、挫折を繰り返し、それでも立ち向かう勇気。

 

 

 

 

自分を信じ切る強さ。

 

 

 

そういったものが見えてくると、彼のやり切る力というのは、

 

 

 

 

本当に尊敬に値します。

 

 

 

私のような落ちこぼれと、エリートの差は、

 

 

 

勇気と自分を信じ切る心の強さではないかと考えるようになりました。

 

 

 

 

そんな、彼ですが現在は大きな弁護士事務所の所長を務めています。

 

 

 

私も彼の心の在り方を少しでも学ばせて頂き、

 

 

 

 

精進していかなければならないことを教えて頂いた気がします。

失望・落胆している人は心の力を使え

私が、尊敬してやまない中村天風の有難い言葉を紹介いたします。

 

 

 

中村天風さんは、自身の信念で不治の病を克服し、奇跡のようなことを

 

 

 

何度も起こした。

 

 

 

その天風さんが、残した言葉には力があり、人間真理を教えてくれています。

 

 

 

私が以前、絶望していた時に、救われた天風さんのお言葉です。

 

 

 

もし現在、不安や悩みなどが少しでもある方は、天風さんの言葉の意味を

 

 

 

理解して、読んでみてください。

 

 

 

「自分がやりたいことを人に相談したら

 

 

 

受け付けられなかったり、また自分の思ったことが

 

 

 

 

思うように出来なかった時なんかには、

 

 

 

 

 

普通の人間だったら誰でも失望や落胆をする。

 

 

 

 

 

そういうときに、あなた方はたいてい

 

 

 

 

何とかして失望、落胆したことを取り戻そうと、

 

 

 

 

 

その出来事なり事情なりを解決する方へ

 

 

 

 

 

 

手段を巡らすことが先決問題だと思うだろう。

 

 

 

 

 

それが間違いなんだよ。

 

 

 

 

 

一番必要なことは、もしもこの出来事に対して意気消沈し、

 

 

 

 

 

 

意気地をなくしてしまえば、

 

 

 

 

 

自分の人生は丁度流れのなかに漂う藁くずのような

 

 

 

 

人生となって、人間の生命の光明が

 

 

 

 

消えてしまうということを思わなきゃいけないんだよ。

 

 

 

 

 

失望や落胆している気持ちの方を顧みようとはしないで、

 

 

 

 

失望、落胆をさせられた出来事や事情を解決しようとするから、

 

 

 

 

 

いつまでも物になりやしない。

 

 

 

 

つまり順序の誤りがあるから駄目なんだ。

 

 

 

 

およそ人生の一切の事件は、ほとんどそのすべてが自己の心の力で解決される」

 

 

 

 

如何でしょうか?

 

 

 

 

私自身も問題に目が向き、それを何とかしなければと

 

 

 

 

頑張るのですが、不安や恐怖の中で汗っても良い結果に結びにくいです。

 

 

 

 

しかし、自身の落胆した心の処置をしたとたん、出来事がどんどん良く

 

 

 

 

なったのを感じた経験がありました。

 

 

 

 

この言葉で勇気づけられる人が1人でも居たなら

 

 

 

 

私もきっと天風さんも嬉しいはずです。