権威的な人の言葉

先日、かなり久しぶりに、営業の現場に出ました。

 

訪問したお家のお客様は私の親世代の方で、こんなお話をしてくれました。

 

「私は、過去姑に苛められ、うつ病なんです。だから、何もできないんです。」

 

私「うつ病って誰が決めたんですか?」

 

お客様「お医者さんに言われました。後、この家に居たら一生治らないらしいんですよ。早く入院しなければいけないんですけどね・・・」

 

私は、この言葉から医者に対し怒りを感じました。

 

 

自己否定が強い人でしたので、エネルギーは低かったのですが、決してうつ病ではないし、この家に居たら病気が治らないという事もないからです。

 

 

 

私はそのお客様にそれは違いますとお話し、うつ病でもなければこの家に住んでいても、状態は良くなりますというお話をし、簡単なメンタリングをし帰ってきました。

 

 

医者の立場からすれば、病名を付けることが仕事かもしれないが、そのことで患者が病気だという、認識をさせてしまう。

 

 

 

また、ここに居たら治らないなんて、軽率な言葉をかけることがどれだけ罪なことかを考えられないのは、精神科医として本当に問題だと感じました。

 

 

そんな言葉より、患者に寄り添い、承認する言葉で病名を付けなくても立ち直れる人がいるかをもっと知って頂きたい。

 

 

私のところに来る方は病院よりよっぽど分かってくれるし、こっちの方が良いと言って頂けます。

 

 

私は、お金を取ってメンタリングはしておりません。しかし、病院より良い部分があるとすれば、患者様に寄り添い、理解をすることです。

 

 

 

誰もが出来ることをやるだけ。それだけで多くの人が救われます。

 

 

もう少し患者を大事に扱ってほしいものです。

成果を目的とし行動する。

昨日、2人のスタッフを叱った。

 

 

私にとって1番やりたくない仕事である。

 

 

 

2人のスタッフは当然頑張っていたのだ。

 

 

 

しかし、「成果」を理解していない。

 

 

 

また、会社の「ビジョン・ミッション・コアバリュー」

 

 

 

にも反した行動を行ってしまった。

 

 

 

弊社のビジョン・ミッション・コアバリュー」は以下のとおりである。

 

 

 

<ビジョン>・・・ありたい姿

株式会社マルキペイントは、日本一、心ある工事を提供することを通じて、関わる人すべての「幸せのお手伝い」をします

 

<ミッション>・・・そのためにすべきこと(使命)

◆ お客様をはじめ関わる人すべてに、+αの心配りをします

<コア・バリュー>・・・会社が大切にする価値観

関わるすべての人を大切にする

 

彼らが何をしたのかというと、1人は会社の事を考え

 

 

 

経費削減するために、スピードを重視で仕事を行ったこと。

(工事ではなく、内部システムを作る作業でのことです)

 

 

 

もう1人は、会社のためにより良いものを提供しようとし時間を凄く使い

 

 

 

 

いつまで経っても完成しないこと。

 

 

 

 

 

2人とも、頑張っているし、会社のためを思ってはいる。

 

 

 

 

しかし、それでは当然うまくいかない。

 

 

 

 

彼らに教えたのは、バランスが成果だという事を教えた。

 

 

 

 

スピード、クオリティー、安全性、コミュニケーションなど

 

 

 

 

さまざまな角度から見なければ良いものは出来ない。

 

 

 

 

例えば、この業界で多い、訪問販売営業は完全歩合制のため

 

 

 

 

 

どんな手段を使っても、契約をすれば成果とされる。

 

 

 

 

しかし、それはお客様の感情などを見ない最悪な成果指標に

 

 

 

 

 

なってしまうのだ。

 

 

 

 

 

お客様・会社・社員や職人・全ての人が良い状態になるためには

 

 

 

 

 

バランスを考えた行動をとらなければならないのだ。

 

 

 

 

 

人を育てるという事は非常に難しい。彼らは、人として素晴らしい人間

 

 

 

 

 

なのですが、客観力を身に付け、行動する力をつけなければいけない。

 

 

 

 

ただ、心の素晴らしい人たちなので、

 

 

 

必ずその力を付けられると私は信じています。

フレームを変えると人生が変わる

モノの価値観は人それぞれに違う。

 

 

自分の中の価値観が正しく良くも悪くも、自身を支配しているのだ。

 

 

例えば、横断歩道を渡ろうとすると、向こうから異性がこちらを向いて笑っている。

 

 

この時、どうかんじるだろうか?

 

 

 

「自分の事をバカにしている?」

 

 

 

「顔に何かついている?」

 

 

 

「自分に気があるのかな?」

 

 

 

色々考え方はあるし、受け取る側からすれば、どれも正しいのだ。

 

 

 

 

ただ、物事をいつも悲観的に感じている人は、そこから何も学ばない。

 

 

 

成長がないということだ。

 

 

 

 

例えば、うちの旦那はいつも愛想がなくて、

 

 

 

 

家の事は一切しないダメな人。

 

 

 

 

と感じるのか、

 

 

朝から晩までクタクタになって、いつも働いてくれる旦那は

 

 

 

尊敬できるから、私も自分が出来るをしっかりがんばるわ。

 

 

 

 

と思うのでは、学びもまた幸福度も変わってきます。

 

 

 

 

自分のフレームを少し変えてみると、人生は大きく変わってくる。

 

 

 

 

これから紹介する詩は、

 

 

 

 

 

ニューヨーク市立大学病院の壁の落書きの詩です。

 

 

 

 

 

これを社内や友達に共有したら、非常に喜ばれたので紹介します。

 

 

 

 

大きな事を成し遂げるために

力を与えてほしいと神に求めたら

謙遜を学ぶようにと弱さを授かった。

より偉大なことができるようにと健康を求めたのに

より良きことができるようにと病弱を与えられた。

幸せになろうとして富を求めたのに

賢明であるようにと貧困を授かった。

世の中の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに

得意にならないようにと失敗を授かった。

人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに

あらゆることを喜べるようにといのちを授かった。

求めたものは一つとして与えられなかったが

願いはすべて聞き届けられた。

神の意に添わぬ者であるにもかかわらず

心の中で言い表せないものはすべて与えられた。

私はあらゆる人の中でもっとも豊かに祝福されていたのだ