自分が正しいと感じたとき権力を振りかざす。

私は、車で移動することが多く、首都3県くらいは、簡単に車で行ってしまう。

ただ、その一方で土地勘のないところは、間違えて交通違反をしてしまうこともある。

例えば、一方通行を逆に走ってしまったということ。

これは、数回あるが、このとき必ず誰かが居ると、凄い怒られ方をする。

例えば、そこを通りがかったおじさんが、車の前で両手を大きく広げ、車を止め怒鳴られることもあった。

タクシーの運転手にも、凄い剣幕で怒られた。

私は、いつも不思議に思っていた。全くの他人に対し、そこまでの暴言を吐くことが。

アドラー心理学に書いてあったことだが、人は他人と競い合うことで、権力争いをしているそうだ。

特に正しいと感じたときは、権力を最大限に振りかざすらしい。

誰もが一方通行をわざと逆に走る行為などしない。

もちろん私自身もやりたくない。

事故を起こしたならともかく、車もあまり通らないようなところを走っていたら、
この人は、間違えたんだなと気付くはずだろう。

ましてや、ナンバーを見れば、この辺の土地の人間じゃないことも分かるはず。

「ここは一方通行ですよ」と言って頂ければ分ることだし、目的はルールを守ることにある。

ただ、そのことで分ったことは、世の中劣等感を感じている人は多くいるんだな~。

正しいことを言うときほど、気を付けないといけませんね。

カウンセラーとアドバイザーの違い

少し前に、テレビを見ていたら離婚カウンセラーが2回目の離婚をしていたという

 

どうでもいいニュースが流れていた(笑)

 

私もそのテレビを真剣に見ていたわけではないので、細かいところは分からないが

 

このカウンセラーがこんなことを言っていたそうだ。

 

「1回の離婚だけではカウンセラーとしておこがましい。2回離婚したことでカウンセラーとして箔がついた。」と話していた。

 

私はそれを聞いて、それはカウンセラーではなく、アドバイザーだろうと思ってしまった。

 

何が違うのかおわかりだろうか?

 

アドバイザーと言うのは、経験則から物事を言う人。

 

カウンセラーは、本人の中から答えを導く人。

 

全く違うのだ。

 

この人の発言はもしかしたら自分を癒すための強がりだったのかもしれないが、
カウンセラーを名乗っているのなら、2回離婚してはくがついたと言っていることが、おこがましい!!

 

100人いたら、100通りの理由があり、受け方がある。

 

人が傷ついているとき、経験則で分かったような言い方をされる方がよっぽど傷つくのだ。

 

カウンセラーはその人の心を癒し、未来に導く人のことだと私は考えている。

 

私の実体験だと、心を全く分からない人たちが、心のお仕事をしている人が多くいる。

 

もう少し心の勉強をして頂きたいものだ。

 

 

口癖で人生は変わる

口癖というものは怖いものだ。

実はこのことで自分の状態や行動を変えているのをご存じだろうか?

 

人間は1日に何万と無意識で考え事をしている。

 

その無意識に問いかけているのが口癖なのだ。

 

例えば、リアルにレモンを想像してみる。

 

それを、真ん中からナイフで2つに切る。

 

片方のレモンをコップに握るように汁を出す。

 

そのレモン汁を飲んでいるところを想像する。

 

するとどうだろう。

 

唾液が出てくるのだ。

 

目の前には何もないのに想像しただけで唾液が出てしまう。

 

また、心理学でこんな質問がある。

 

「ピンクの像を想像しないで下さい。」

 

そうすると必ず想像してしまい、その後に消そうとするのだ。

 

このように言葉で想像してしまい、さらに体が反応してしまう。

 

これはポジティブなことを想像すると、体はそのような反応をするし

 

その逆もあるということだ。

 

そう、だから口癖が肯定的な口癖の人は、いつも状態が良く、良いことが起きる。

 

反対に否定的な言葉を言う人は、状態が悪くなっていくのだ。

 

実は、自分が発する言葉で自分がコントロールされていたのだ。

 

だから成功者の口癖は肯定的な口癖が多いと言われている。

 

銀座まるかんの社長斎藤一人さんも「ついている」と言葉にして言いなさい。
と言っている。

 

心は無だとしても、言葉を出すことで後から心が付いて行くのだ。

 

最初は意識的にでも、肯定的な言葉を使いだすと必ず状態が変わってくる。