NLP心理学の仲間と一緒に居ると、「あの先生凄いから今度、セミナー受けにいこうよ」
など言われることがある。
しかし、私からするとあまり凄いとは感じない。
団体全体で、あの人は凄いという風潮があると、なぜかみんながそこに向かう。
殆どがミーハーでそこに向かうだけで、個々に何を目的とし、その人を必要と
しているかは、考えていない。
私は、技術や知識だけある人間にはあまり興味が無い。
私が凄いと感じるのは、「深い愛情」がある人なのだ。
心理学に触れれば分かるが、殆どの人たちは、心理学を学ぶだけで満足する。
また、その先の講師をやることだけなのだ。
本来、心理学を学ぶ大きな目的は、それをどのように役立たせるかなのだが、
自分のため(学んだと言う安心感)の心理学でしかないのが現状なのだ。
愛情のある人は、それを役立たせようとする。
他人に貢献するために試行錯誤するはずなのだ。
愛情深さはときに自身を苦しめる。カウンセリングを行い
相手が思うように変化いと傷つく。だから自身の時間やお金を犠牲にしてまで
相手のために尽くすことも経験する。
その経験の中で、それをやってはいけないことを学ぶのだ。
しかし、それを学んだとしても、根底に持っている「深い愛情」は
消えるわけではない。
その心があれば、自身の時間やお金を犠牲にしない方法を見つけ
ときには、相手のために厳しさも教え、形を変えて貢献するはずなのだ。
私が尊敬する、アンソニーロビンズは、それを繰り返し、今の地位と
貢献の仕方を学んだはずだ。
「深い愛情」とは、諦めない気持ちに繋がるはず。
誰かが作った教科書をやることで、みんな安心するが
変革者はそこは見ていない。
常に困った人をみて、そこに合ったやり方をいつも探し続けている。
きっかけは自分自身の為から始めたとしても、成長し続ける人は、
目的を変え常に成長し続けられるなだ。