先日、大手塗料メーカーからのオファーで、認定施工店になってほしいとのこと。
本社まで伺い、説明を聞くことになりました。
仕組み、仕組みとおっしゃっていたので素晴らしい仕組みの中で、私たちが特別な塗料を扱えるものだと、
信じ、ワクワクしながら、話を聞きに行きました。
そして、最後に質問をしてくださいと、言われ話が始まりました。
話の内容は、仕組みというより、取り決め!!
毎月、いくら払って下さい。工事を受注したら7%など、自分たちに都合のよい
取り決めを並べていました。
そして話が終わり、何か質問ありますか?と言われたので、
「顧客のメリットは何ですか?1番重要だと思いますが・・・」
というと、「メリットは○○です。」と答えたのです。
私は、「それは顧客にとってメリットですか?」
と話、「市場調査は下のですか?」と尋ねました。
私が話していることが、理にかなっていることを認めると、
「だったら、とりあえず、認定施工店になってもらい、
最低ラインで売ってくれてもいいですよ」というのです。
これが、本心なのです。
正直材料にも、魅力を感じない商品。
これを売るために、自社で営業力のある塗装業者を選抜し、
認定施工店と言って、売れない商品を売ってもらう魂胆でした。
話を聞いていて、高い志を感じられなかった。
私がもし、塗料メ―カーで認定施工店を作るなら、大切な素晴らしい商品の
価値を落としたくないために、ちゃんとした工事が出来る会社のみに、与えるものだと
思います。しかし、メーカーの魂胆は、そんなことではなく、売ってほしいための、
認定施工店なのです。
1流塗料メーカーですら、この程度の志で、大丈夫??と思い、大井町の駅を
後にしました。
一緒にやりたいと思わせてくれる、メーカーはどこにいるのかな~?
会社の規模ではなく、志の高い人たちと仕事をしたいものです。