先日、お客さまのところにお伺いし、お話をしていました。
すると、「姉の家が、近所の塗装屋さんに頼んだけど、2,3年で汚れちゃって・・・・」
「手抜き工事をされたのね」
と話していました。
私はこのようにお答えしました。
「きっと、職人さんは仕事というものは労働に対しての対価としか思っていません。
ですから、意味を持って塗装をしていないことが多いのです。たとえば下塗りにどんな効果があるのか?
仕事の工程には意味があり、行っています。しかし、知識を持たない職人は、仕上がりだけを重視し
仕事を行うことが多いのです。お客さまにとっての価値あるものを提供するということが、
身についていないのだと思います。」
と答えました。
本当にその通りで、労働に対しての対価の人間と、価値あるものに対して提供しようとする
人間とでは、お客様の満足が変わるということです。
私たちも常にお客さまのニーズにこたえていきたいものです。