先日、知人の女性と話をしていると、
「私、今これ読んでるんです。」と見せてもらったのが、
ドラッカーマネジメントの本でした。
そう、あの「もしドラ」で出てきたあの本です。
彼女の仕事は歌を教える事です。
感覚を教えるのは非常に難しいと思うのですが、
彼女が請け負う生徒さんは、みるみる成長していきます。
それは、彼女が凄く優秀で生徒さんに「やる気」を与えられる人だからです。
学歴的にも申し分ないくらい素晴らしいのですが、私が彼女を尊敬しているところは、
人柄です。いつも「ニコニコ」していて、そしてエネルギッシュ。
その人の、問題をしっかり見ていて、そこに合わせて一緒に解決していく。
私が、必死になって学んできたことを、彼女はいとも簡単にやっていたのです。
顧客の本当のニーズを理解し、それを提供できる、素晴らしい方です。
その方がドラッカーマネジメントを読んでいるということでしたので凄く興味がありました。
彼女はこのように言っていました。
「これって凄く想像を働かせられますね」
「この本は、電車とかでは読めないいんです。
この前は、自分の本なのに図書館に行って、片手にはペンを持って
相乗していることをメモしながら読んでいました。
ただ、これを読んでいると凄く疲れるので、少ししか読んでいないんです。」
私はこの人は天才かぁと思ってしまいました。
まず、ドラッカーの本を読んで理解できることが凄い。
さらに「想像をさせる」これはドラッカーがその人の内部にあるものを
表面化させる質問がいっぱいるのですが、ドラッカーの思惑どうり行く人間が少ないのです。
さらに「図書館に・・・少ししか読んでいない」これは、しっかり問題を表面化出来ているということ。
私はドラッカーのセミナーを何度も受けていますが、なかなか理解できず苦しんでいたのに、
この方は、簡単にそこにたどり着いてしまったのです。
本当に素晴らしい方です。
きっと、皆さんをニーズを理解できる素晴らしいマネジメントが出来ると思います。