労働の対価

先日、お客さまのところにお伺いし、お話をしていました。

 

すると、「姉の家が、近所の塗装屋さんに頼んだけど、2,3年で汚れちゃって・・・・」

 

「手抜き工事をされたのね」

 

と話していました。

 

私はこのようにお答えしました。

 

「きっと、職人さんは仕事というものは労働に対しての対価としか思っていません。

 

ですから、意味を持って塗装をしていないことが多いのです。たとえば下塗りにどんな効果があるのか?

 

仕事の工程には意味があり、行っています。しかし、知識を持たない職人は、仕上がりだけを重視し

 

仕事を行うことが多いのです。お客さまにとっての価値あるものを提供するということが、

 

身についていないのだと思います。」

 

と答えました。

 

本当にその通りで、労働に対しての対価の人間と、価値あるものに対して提供しようとする

 

 

人間とでは、お客様の満足が変わるということです。

 

私たちも常にお客さまのニーズにこたえていきたいものです。

あ~良かった!

最近、社員に対しての関わり方が、分からなくなってしまっていました。

 

どのように接すればいいのか?

 

また、どのようなことに目をつむり、どのようなことで叱るべきなのか・・・・・

 

それを間違えると、社員の気付きが無くなってしまい、自分が社長に嫌われていると

 

感じてしまうからだ。

 

そのことを、兵庫県の先輩社長さんと話をして、気付かせて頂いたのだ。

 

もちろん、私は未熟な社長であるから、間違ったやり方で、社員を叱っていた。

 

しかし、先輩社長さんとそのことについて話をさせて頂いて、大きな気付きがあった。

 

心の中でスッキリした気持ちになり、「あ~、良かった」と心でつぶやいた。

 

私自身の未熟さで、社員を傷つけてしまっていたかもしれない。

 

自分の間違えに気付き本当に良かった。

 

さすが、私が尊敬する大先輩の森下社長!!

 

 

少し話しただけで、私の問題を見抜いてしまうとは。

 

 

私も少しずつ成長し、森下さんのような立派な社長になっていこう。

気付き

最近、ようやく分かったこと。

 

それは、気付きを与えることと、結果を求めることは、違うということ(苦笑)

 

私の師匠がこんなことを教えてくれた。

 

心理学の権威のある方の話。

 

教え子さんと待ち合わせをしていた、心理学の先生は教え子さんからこんな電話をもらった。

 

「先生、すいません。電車が遅れたので30分遅刻します」と

 

そうしたら、先生はこう答えたそうです。

 

「待つ僕よりも、待たせる君のほうが辛いでしょ。だからゆっくりおいで」と

 

これを、聞いたとき私には電気が走ったようだった。

 

きっと、教え子さんのほうは、自分をせめ、2度とこの人を待たせてはいけないと。

 

言葉は魔法。このように大きな気付きとなることを、教えてくれた。

 

だから、私自身も社員に気付きを与えるように、色々考え言葉を使ってきた。

 

しかし、変化するものはいなかった・・・・・。

 

ようやく、気付いたのだ。気付くことと、変化するは全く違うのだと。

 

私自身も、頭で理解していることと、行動が違うことおおいにある。

 

気付いてもなかなか変われないこともいっぱいあるのだ。

 

たとえば、少し太ってきたからダイエットしようと思っても、

 

食事制限や運動がなかなかできないように、変化することには時間がかかるもんなのだ。

 

そこに気付いた私も、また結果を求め社員とやり取りをしてしまうんだろうなぁ~(苦笑)