NLP心理学の初歩で習うリフレーミングというものがらる。
これはどのようなことかというと、物事の見方を変えるというものだ。
例えば、「私、仕事が遅くてみんなに迷惑かけちゃうんです。」という相談を受けた場合、
「それだけ、丁寧で確実な仕事をしてくれているんだね」とリフレーミングが出来る。
事実は変わらない。しかしどの方向から見るかで、物事は大きく変わる。
このリフレーミングを使いこなせれば幸せな人生があると私は思うのだ。
物事は全て表裏一体だ。先ほどの例の話だと、仕事が遅いというデメリットと
確実な仕事というメリットがある。
それをどちらの方向で見るかで、相手を認めるか、認めないかが分かれるのだ。
これが、大切な人にも当てはまるのではないだろうか?
近くにいる大切な人ほど嫌なところも見え、腹が立つ。
憎い気持ちももちろんあるだろう。
私が言っている大切な人というのは、奥さんだったり旦那さんだったり親などのことだ。
しかし、腹が立っても、相手を認め許すしかない。
もし、それが出来なければ離婚や親子絶縁状態になってしまう。
許すということは、最大の学びだという。
許すというのはなかなか出来ない難しいことなのだ。
しかし、ここで役に立つのがリフレーミング。
例えば、奥さんが帰ってきても、いつもガミガミうるさい。いい加減にしてほしい。
しかし、こんなしっかりしている奥さんだからこそ、家を守ってもらえているんだな。
とリフレーミング出来れば、相手のリソース(能力)を認めることが出来る。
私自身でいえば、親を恨んだ時期はかなりあった。
仕事に対しての責任、何も知らない自分が矢面に立たされ、どう生きて行って良いのか分からず、
親を恨み憎しみを持っていた。
しかし、リフレーミングしてみると、親は自分たちを使うことで、私に試練を与えてくれたのだ。
あのまま、わがままで無知な人間ならどちらにしても、未来のない生き方をしていただろう。
しかし、試練があったことで、私は親の常識や自分の枠を超え、大きな世界を見ることが出来るようになった。
その世界観は、未だに広がり、向上や成長がやめられなくなってしまった。
だからこそ、感謝出来るようにもなった。
私は、1人でも多くの人にリフレーミングに素晴らしさを教えてあげたいと思っている。
そして、みんなが幸せな人生を歩めたら嬉しいな(^^