先日、リフォーム産業新聞の取材を受けました。
テーマは「下請けからの脱却」だそうで、
下請けをやっていた業者が、自社で集客して成功している会社の特集らしく、
下請けの苦しい時代の話をしました。
随分前の話ですので、話していくうちに、思い出すことも多く、当時「こんな思いだったな~」
と感じながら、話をしていました。
そうすると、記者の方から、「よく、途中で辞めようとか諦めようという気持ちになりませんでしたね」
と言われ自分でハッとしました。
私の気持ちの中には「諦める」と言う選択が無かったということ。
前に進むこと意外は全く無かったことを確認し、当時の自分から考えると今の状態は
夢のような状態だと言うことを感じました。
「諦めない」と言う気持ちが理想を作ることを自分の過去を思い出し再確認した時間でした。
記者に「最後に下請けから脱却しようとしている業者さんにひとこと」
と言われました。私は「僕は人一倍プライドが高かったので」と言いましたが、
後々、考えてみると少し違うかな・・・と思いました。
下請けをやっていた頃、親会社を見て、
「会社をやる為には悪い人間にならなければならないのか?」と絶望を
感じて生きていたことがありました。
そうはなりたくない、自分の中の正義を貫きたい想いが強かった気がします。
それを貫くには、誰よりも努力し力をつけるしかなかったのです。
自分がどう在りたいかが、自分を変化させると私は思いました。