価値観

つい、自分の価値観でものを言ってしまう。

 

自分が置かれている状況や、今まで自分がやってきたこと、

 

さらには自分が追い求めているもの、そういったものを基準にものを言ってしまう。

 

他人は全く違う生き方をしているのにね。

 

自分の価値観をはずして他人を見る力がついたなら、

 

きっともっと人を承認しねぎらうことが出来るんだろうな~。

 

自分にはない価値観を認められてこそ、大きな人間になれるのかもしれない。

 

まだまだ、未熟な自分はいつになってら、大きな人間になれるのだろうか?

過去も未来も

ある女性社員がこのようなことを言った。

 

「誰々さんは社内でこのようなことをしていましたが、仕事に支障はないのですか?」

 

この社員は、自分の仕事が出来ないことを、認めず他の社員の問題をすり替えたり、

 

責任転換したり、問題を自分以外のもののせいにする。

 

30歳も過ぎ支離滅裂なことを言って、社内をかき乱して辞めていった。

 

私はこの社員をみて、きっと自分に甘く生きてきたのを感じた。

 

挑戦もせず、責任も持たず、保護されることが当然の中、自己主張だけしいる彼女を見ていると

 

彼女の未来は、どんどん自分の思うように行かない、辛い未来が見えてしまった。

 

昨日、ある20代後半の女性とお会いした。

 

外見も完ぺきなほどの綺麗な女性。

 

彼女に私の名刺を渡すと、笑顔になった。

 

私の名刺には「今日のご縁にありがとう」と書いてある。

 

この言葉を見て、「私、ありがとうとか感謝っていう言葉が好きです」

 

と嬉しそうに言った。

 

私はそれを聞いて「きっと今まで御苦労されてきたのでしょうね」

 

と彼女をねぎらうと彼女は笑顔で

 

「それはお互いさまではないですか?」

 

とねぎらいを頂いてしまった。

 

本当に素晴らしい方だなと思った。

 

20代という若さで、苦労をし、ねぎらいに対してねぎらいでかえす彼女に相手を思う気持ちと

 

現在がんばっている彼女を見ていると、

 

きっと彼女には素敵な未来が待っているのを感じた。

 

その人の生き方は、過去も未来も話している中で見えてくる。

 

どのような人間なのかは、表面だけ作っても必ず分かってしまうものだと。

困っていることを提供して90年

おとといもNLPのワークを受けてきました。

 

やはり、このようなところに来る方の、精神性は高く本当に勉強させられます。

 

大手ハウスメーカーのトップ営業マンや高級外車の社員の方、

 

また、地域で成功されている社長様方など、肩書きと人格のバランスが取れてる方ばかりでした。

 

その中で、年配の社長様とお話する機会がありました。

 

その方は、地元で不動産屋をやっており、老人ホームをこれから作りたいというお話をして頂きました。

 

その方のお話によると、

 

「90年前家は呉服屋だったんだよ。当時、地元の方は農家が多くてね。

 

お金を持っていない方が多かったから、米と呉服を交換していたそうなんだ。

 

その後はね、農家さんはその年によって不作だったりすることもあるでしょ。

 

だから、うちは鳥を飼って卵を産ませることで、地域の方の食の安定をサポートしてきたんだ。」

 

こんな感じの話をして頂き、さらにこう続けました。

 

「その後、世の中が良くなってきて土地の運用を行うために不動産屋を始めたんだよ。

 

そして、今度は老人が増える世の中になるからね。老人ホームをやろうと思っているんだ。

 

実は1つ老人ホームを運営しているんだよ。だから2つ目の老人ホームを

 

来年にはやりたいな~。リスクはあるけどね、でも家は代々地域の方の困っている

 

ことをやってきて会社がうまくいっているんだ。」

 

こんなことを話してくれました。さらにこんな教訓も

 

「若いころはね、儲けようと思って、コンビニ経営やファーストフードもやたんだよ。

 

でも、儲けようと思うものは最初だけで、続かない。

 

だから、私はみんなが困っていることのお手伝いをしていくんだ。」

 

これは、私が勉強しているドラッカーと同じことを言っていました。

 

ドラッカーを実体験された方の言葉は重く、胸に刻まれました。

 

このような方たちと一緒に勉強できること、本当に感謝です。