人生を楽しく生きる人と苦しみある人

人生を楽しいものと感じている人は、どのような人だろうか?

 

 

 

それは、どのような意味付けが出来るかでしかない。

 

 

 

これは、NLP心理学の最初に習うものだが、

 

 

 

出来事をどうとらえるか?にかかっている。

 

 

 

例えば、自分がこのような境遇ならどう思うか?

 

 

 

貧しい家に生まれ、身体が弱く、学歴もない自分。

 

 

 

もし自身がこんな状況なら、人生をどのように生きるだろうか?

 

 

 

不幸と感じ、うまく行かないことは全てこういったもののせいに

 

 

 

するのではないだろうか?

 

 

言い訳をし、「だから俺はこういった仕事しか付けられない」とか、

 

 

 

「この程度しか稼げない」など。

 

 

 

しかし、松下幸之助は自分が成功した理由は、この3つにあると言っている。

 

 

 

 

そう、どんな状況でも不幸と感じる人もいれば、

 

 

 

 

それが自分にとって幸運だと考えられる人もいる。

 

 

 

この感じ方によって、人生を楽しめる人と、苦しい地獄のような人生に

 

 

 

なる人と分かれる。

 

 

 

それどころか、本当にそのような人生(未来)を作り上げてしまうのだ。

 

 

 

 

以前にも話したが、犬でも考え方を学ぶことが出きる。

 

 

 

たとえば、「人は怖い」というマインドを持った犬は

 

 

 

人が来ると、歯をむき出し吠える。

 

 

 

ときには噛みつく。

 

 

 

もちろん、そのことで追い払うことも出来るが、

 

 

 

噛みつかれた人間は頭にきて、蹴とばしたり

 

 

 

暴力を振るうのである。

 

 

 

そうすると、「人は怖い」という意識が強化される。

 

 

 

しかし、吠えた人たちの中には、優しく声を掛けてくれた

 

 

 

人もいたはずなのだ。ただ、そういった人はこの犬には

 

 

 

記憶に残らない。

 

 

 

逆に、「人は優しい」と思っている犬は

 

 

 

人を見ると、嬉しそうにし全力で尻尾を振る。

 

 

 

そうすると、触ってもらったり、構ってもらいこの犬の中では、

 

 

 

「人は優しい」というプログラムが強化するのである。

 

 

 

この犬にも、当然無視する人や、あっち行けと言った

 

 

 

人も少なからずいるのだが、この犬の中には、そういった人の

 

 

 

記憶は残りずらいのである。

 

 

 

だから、自身の出来事の意味付けをどのようにするのかで

 

 

 

人生は大きく変わるのである。

 

 

 

では、どのようにして生きると幸せになれるのだろうか?

 

 

 

当然思考癖を変えるためにアファメーションやインカンテーション

 

 

 

を行い、自身の思考パターンを意識的に変えることも重要だが、

 

 

 

もう1つ、幸せに生きるためのコツをお伝えすると、

 

 

 

 

他者への貢献である。

 

 

 

「あぁ~、こういった話ね」と思う方もいるかもしれないが

 

 

 

 

ここには、自身のプログラムパターンを大きく変える作用がある。

 

 

 

心理学者のアドラーは、「人間の全ての悩みは人間関係にある」

 

 

 

と言っている。しかし、「人間の喜びも人間関係にしかない」と言っている。

 

 

 

例えば、お金の問題も、元を正せば人間関係だし、

 

 

 

病気も自身との人間関係である。

 

 

 

だから、他者に貢献することを意識するとマインドが変わるのだ。

 

 

 

 

貢献と言っても、大それたことではなく、

 

 

 

声をかけてあげるとか、荷物を持ってあげるなど

 

 

 

すると、他者に感謝される。

 

 

 

そうすると、人に会うことが楽しくなる。

 

 

 

自分を見ると人が、嬉しそうな表情をすると

 

 

 

どんどん自身のプログラムが代わり

 

 

 

「人間は嬉しいものだ」ということを刷り込ませるようになる。

 

 

 

今度はどうやって、喜ばせようか?と考えるようになり

 

 

 

幸せな気持ちがどんどん芽生えてくるのだ。

 

 

 

もし、現在苦しいと思っている方は、自身の思考が

 

 

 

そうさせているのではないかと、自分を疑ってみる必要があるかもしれない。