お笑い芸人のみやぞんの話です。
SNSを見ていると彼の素晴らしい話が出てきたので
投稿させて頂きます。
私自身も、みやぞんは好きな芸人さんです。
よく考えてみると、お笑い芸人としてのスキルは
お世辞にもそんなにあるとは思えません。
でもなぜ、好きなのかと考えてみたところ
いつもニコニコし、優しい雰囲気を醸し出しているからです。
それは、彼の自然な性格だと思っていましたが、
彼は彼の素晴らしい哲学の中それを選択していることが
分かりました。
みやぞんのお母さんは、女手一つでみやぞんを
育てたようです。
夜遅く仕事で帰ってくるお母さんが
寝てるみやぞんを毎回起こすそうで、
「大、大(みやぞんの名前)」って起こして
「なに?母ちゃん」って言うと
「大、ニコは?」
ていうので、みやぞんはニコっと笑顔を見せると
「はぁ~、疲れが一気に取れた~!」
って言うのです。
こんなことが、何度もあったので
みやぞんは「笑顔の方が人は元気が出るのかなぁ」
と思うようになったようです。
人が安心するし、笑顔には価値があると考えたと言うのです。
私はこの話を聞いたとき感銘を受けました。
これは、統計になりますが赤ちゃんは1日平均400回笑うようです。
大人は平均15回。お年寄りになると2回だそうです。
私自身もとくに仕事のときなどは、笑顔どころか
眉間にしわを寄せていることが多くあります。
しかし、本当はいつも笑顔でいたいものです。
自分のためにも周りの人のためにも。
ケンカをした相手でも、笑顔で接せられると気持ちが和んで
許してしまいます。
家族がいつもニコニコしていると安心します。
京セラの創業者、稲盛和夫さんの生前の動画を見ると
お年寄りになってからの物でしたが、笑顔の印象があります。
一般の方は平均2回しか笑わない中、
稲盛和夫さんは、笑顔の素敵なお爺さんでした。
やはり、現世でのお役目を全うし、悟りの境地の中、生きられた
方だからこそ、人生の終わりを笑顔で過ごせたのだと思います。
私たちには計り知れない、苦労や苦悩があったに違いありません。
そんな中でも、人生の最後には笑顔で過ごせたという素晴らしい人だと思います。
私も、人生半ばではありますが、みやぞんや稲盛和夫さんのように
少しでも笑顔の多い人生を歩まなければなりません。
未熟な私ではありますが、彼らの爪の垢を煎じて飲むつもりで
今日も笑顔で頑張りたいと思います(笑)