心が壊れた瞬間

もういいや!もう、離れよう。

 

 

 

そう思った瞬間でした。

 

 

 

本来のその方は、明るくて素直で、優しい人でした。

 

 

 

しかし、人間が変わってしまった。

 

 

 

その方自身が自分の行動で自分を傷つけ、

 

 

 

全てがうまく行かないことで、動きが取れないことが

 

 

 

私には分かっていました。

 

 

 

その方が、間違った方向に行っていることは分かっていましたが

 

 

 

 

本人が気付くことを願い私はずっと見守っていたのです。

 

 

 

 

しかし、状況は悪くなる一方。

 

 

 

 

人格も変わり、周りも離れて行ってるのも、

 

 

 

 

感じました。

 

 

 

 

なんせ、本人が自身の心と向き合おうとしない。

 

 

 

 

傷ついたものを、見ようとしない。

 

 

 

そして、プライドだけが高くなり、謙虚さが無くなっていったのです。

 

 

 

 

私も見ていられなくなり、年末辺りから覚悟を持って

 

 

 

 

この方のサポートをしようと決意しました。

 

 

 

 

しかし、私はこの方に関われば関わるほど、傷つけられることばかり。

 

 

 

 

こちらがどんな想いで接しているのかも分からず、

 

 

 

この方は、常に自己防衛の発言をするため、

 

 

 

その痛みは、私に倍になって襲い掛かってきていました。

 

 

 

この方のこれまでの心の動き、感情の動きは

 

 

 

私はずっと把握していました。

 

 

 

だから、私も寄り添おうと思ったし、小さい嘘も受けいれていました。

 

 

 

なぜなら、本来のこの方になってほしかったのです。

 

 

 

私が出来るあらゆる手段を尽くしました。

 

 

 

この方が、欲している言葉、恐怖と感じている問題への伝え方など

 

 

 

工夫をし、どのように伝えるべきか考えながら。

 

 

 

しかし、少し前から私に異変が起こってきたのです。

 

 

 

それは、頭と感情が逆を行ってること。

 

 

 

頭では、希望をもち本来の姿に戻すために行動する思考がある一方

 

 

 

 

心は、動きたくない、会いたくない、離れたいと言っているのが

 

 

 

 

分かったのです。

 

 

 

それでも私は心の声を抑え、その方に会うことをしていました。

 

 

 

ただ、もう限界だったのでしょう。

 

 

 

昨日のLINEでまた自己防衛から来る

 

 

 

私にとって良い気持ちのしない言葉に

 

 

 

もういいや。もう無理だ。という気持ちになってしまった。

 

 

 

これだけ、愛を持って接しても、私の心をここまでにしてしまう

 

 

 

この方に、残念な気持ちでいっぱいになってしまった。

 

 

 

そうなんです。本当は分かっていたのです。

 

 

 

本人が「変わりたい」って強烈に思わなければ私がいくらサポートしても

 

 

 

変えられないことを。

 

 

本当は、地べたに這いつくばっても、泥水舐めても、どんなみじめな想いをしても

 

 

 

 

「変わりたい」って自身から探さなければならないのです。

 

 

 

その方からすれば、私は全てがうまく行って、

 

 

 

なんでも出来てしまう、イメージがあると思います。

 

 

 

しかし、それは大きな間違いです。

 

 

 

そつなく、涼しい顔でここまで来たわけではありません。

 

 

 

泥臭く、かっこ悪く必死になって、生きてきたのです。

 

 

 

本人が変わることを望んでくれれば

 

 

 

見てる世界を一変させてあげられたのに。

 

 

 

価値観を変えることも出来たのに。

 

 

 

ただ、その方がそれを得ようとしなかった。

 

 

 

いつまで、プライドを持ち格好つけて生きるのか。

 

 

 

自分だけ格好つけてるつもりでも、一番格好悪い

 

 

 

生き方をしていることにいつ気付くのだろうか?

 

 

 

私はその方に腹は立つが嫌いにはなれない。

 

 

 

しかし、そばに居ることがその方にとって、

 

 

 

甘えさせる環境を作り、学びの妨げになっていたのかもしれない。

 

 

 

だから、気付きを持って変われることを願って離れていこう。

 

 

 

私がその方に少しでも良い影響を与えたことを信じて。